結局、人はどれぐらい寝るのが良いのか？

公開日： 2015年6月23日火曜日 ライフハック 科学

睡眠時間って色々言われているけど、結局どのぐらいがベストなんだろう？
とふと思いついたので、まとめてみた



■睡眠時間0時間
死にます。
ギネス記録によると、1964年に当時17歳のランディー・ガードナーさんが
11日間眠らない記録を残していますが、その時の症状がこちら

不眠2日目：目の焦点が合わなくなり、視力や立体感覚が低下
不眠5日目：イライラしたり落ち込んだりと感情のコントロールが難しく
不眠9日目：まとまった話ができなくなり、指はふるえ、無表情になり、眼球が左右バラバラに動く

脳への悪影響が大きいため、不眠はやめましょう

■睡眠時間1～2時間
明らかに睡眠不足です

■睡眠時間3～4時間
短時間睡眠者にあたります
人口全体でいうと5〜10％ぐらいの人がこれに該当します

無理をして睡眠時間を3〜4時間にしているのではなく、
生まれつきこのぐらいの睡眠時間で平気という人であれば
問題はありません

逆に平日は3〜4時間で、休日は寝溜めをしているような人は
短時間睡眠者ではないので、もう少し寝たほうが良いようです
ナポレオンは一日3時間の睡眠だったらしいです

■睡眠時間5～6時間
現代人に一番多いのがこの睡眠時間
健康上、それほど問題はないですが多くの人は短時間睡眠者ではないため、
若干睡眠が不足気味

■睡眠時間7～8時間
2015年5月の最新の研究によると「１晩の睡眠が６時間を切ると集中力の低下を招き、心臓病や脳卒中、糖尿病、肥満のリスクも高まる」との報告がされており、このぐらいの睡眠時間が理想的

■睡眠時間9～10時間
長時間睡眠者にあたります

長時間睡眠者であってもすっきり気持ちよく目覚めるということがほとんどなく、
日中も慢性的な睡眠不足感を感じている人が多いようです

■睡眠時間11～12時間、それ以上
睡眠時間は長いけれども、睡眠自体が浅い可能性があります
いびきが多かったり、睡眠時無呼吸症候群などで
睡眠中に無自覚に起きてしまっていることが考えられます


睡眠時間が7～8時間であるのが一番いいのはわかったよ、
でも学校や仕事のためにはそんなに寝ていられないんだよ、
という方（主に自分）は、まず睡眠の質を高めることから始めたほうが良さそうです

具体的な方法はまた次回


参考資料

睡眠障害や不眠症を克服し、熟睡するための快眠安眠情報サイト 　 『ぐっすりネット』
http://www.gussuri.net/004_4/ent197.html

人は眠らないとどうなるのか⇒不眠ギネス記録の高校生が大変なことに
http://pando.club/post-748

CNN.co.jp|米学会が７時間の睡眠を勧告、不足で心臓病や脳卒中のリスク
http://www.cnn.co.jp/fringe/35066277-2.html

不眠症解決ドットコム
http://s1ep.net/